スマスロモンキーターンの未解析設定判別
- 基本情報
Lモンキーターン5CE
メーカー名 | 山佐 |
---|---|
機械割 | 97.9%~114.9% |
タイプ | AT機 |
「スマスロリノ」から「転生したらスライムだった件」まで意欲的にスマスロを輩出している山佐が新たなるLモンキーターン5CEが登場だ。
通常時は毎ゲーム激走ポイントを貯めて「優出モード(周期)」を目指すゲーム性で、特化ゾーン「激走チャージ」で一気にポイントを貯めることも可能。
CZは初代を継承した「超抜チャレンジ」と「グランドスラムチャレンジ」の2種類があり、前者は成功でAT突入、後者は成功=グランドスラム達成が濃厚。
AT「SGラッシュ」は純増約2.5枚/Gでお決まりのシナリオ管理で各セットの継続率を管理しており、新たに新要素の「ぶっちぎりバトル」勝利でも上乗せなどの報酬を獲得可能。
更にツラヌキ要素として純増約4枚/Gの上位AT「青島SG」を搭載しており、ループ率は約75%固定(Vストック込みで約83%)で青島が負けない限りATが継続する。
スマスロモンキーターンの未解析設定判別
スマスロモンキーターンは「ボーナス初当たり」「周期」「コイン&トロフィー出現率」に設定差アリ
スマスロモンキーターンの未解析設定判別要素はズバリ「ボーナス初当たり」「周期」「コイン&トロフィー出現率」となっております。
スマスロモンキーターンは設定6の機械割が114.9%となっており、新たに周期抽選を搭載しており毎ゲーム激走ポイントを貯めて「優出モード(周期)」を目指すゲーム性。
周期と聞いて6号機の嫌な感じを思い出すが、天井は通常時795G+α消化または周期抽選の6周期目となっており軽めの天井で評判も良い。
通常のプレミアムCZを除き、初代を継承した「超抜チャレンジ」となっており打感はかなり初代モンキーターンを意識した作りとなっている。
「ボーナス初当たり」つまり「周期」に設定差があるが、注目したいのが「コイン&トロフィー出現率」で設定1と設定6で比べたら破格の出現率となっている。
既にネット上の評価では「山佐復活」の声も多く、5号機ハイスペック時代に一時代を築いた山佐が戻って来たのか注目が集まっている。
設定別の初当たり平均獲得枚数
スマスロモンキーターンですが、AT初当たり確率(1/299.8~1/222.9)に設定差が付けられており機械割も発表されております。
設定6の機械割は6号機上限の114.9%となっておりますが、まずはメーカー発表値の数字を確認してみます。
ボーナス初当り確率 | ||
---|---|---|
設定 | AT初当たり | 機械割 |
L | – | – |
1 | 1/299.8 | 97.9% |
2 | 1/295.5 | 98.9% |
4 | 1/258.8 | 104.5% |
5 | 1/235.7 | 110.2% |
6 | 1/222.9 | 114.9% |
メーカー発表値の数字を元に千円のコイン持ち約32Gで平均獲得枚数を計算すると、設定1の初当たりに対して平均獲得枚数は「約459枚」になります。
そして平均獲得枚数が約459枚で設定6の初当たり確率1/222.9で計算すると、なんと「設定6の機械割が約131.79%」というとんでもない数値となってしまいます。
このままでは設定6の機械割が高過ぎるので、若干ではありますが「高設定はシナリオが冷遇されている可能性が高い」事が分かりました。
ちなみに以下の数字が機械割に合わせたメーカー発表を元に計算した各設定の平均獲得枚数です。
設定別の初当たり平均獲得枚数 | ||
---|---|---|
設定 | AT初当たり | 平均獲得枚数 |
1 | 1/299.8 | 約458.6枚 |
2 | 1/295.5 | 約456.6枚 |
4 | 1/258.8 | 約422.6枚 |
5 | 1/235.7 | 約405.8枚 |
6 | 1/222.9 | 約400.2枚 |
高設定になればなるほどシナリオが冷遇されていますが「設定1と設定6で約50枚程度」しか差がありません。
僅かな差しかないので1日単位の実戦中に体感するのは難しいかもしれません。
前作のモンキーターン4は初当たりを犠牲にする代わりに、極端な設定差がありましたが今作はそこまでないと思われますのでご安心下さい。
設定6でも十分に一撃性を持ったゲーム性で、万枚オーバーも狙えます!
AT終了時の示唆内容まとめ
前作モンキーターン4でも好評だった示唆内容ですが、今作のスマスロモンキーターンでもAT終了時に設定示唆として「コイン」または「トロフィー」が出現する事があります。
まずは以下に内容をまとめましたのでご確認下さい。
AT終了画面の示唆内容 | ||
---|---|---|
終了画面 | 示唆内容 | |
【青コイン】 | 偶数示唆 | |
【黄コイン】 | 高設定示唆(弱) | |
【黒コイン】 | 高設定示唆(強) | |
【銅トロフィー】 | 設定2以上確定 | |
【金トロフィー】 | 設定4以上確定 | |
【ケロット柄トロフィー】 | 設定5以上確定 | |
【虹トロフィー】 | 設定6確定 |
確定系は「銅トロフィー」となっておりますが、これまで山佐の「スマスロキン肉マン」と「転生したらスライムだった件」は確定系が出にくい印象でしたが…
スマスロモンキーターンは改善され、上記2機種に比べればかなり確定系が出やすくなっております。
ただし設定2でも頻繁に出現するので、今後ホールの最低設定が設定2となる可能性も高く早期の判断は禁物です。
設定判別はコイン出現率!丸分かり!!
さて気になる重要な設定判別要素となる「コイン&トロフィー出現率」ですが…
各実機から「各設定におけるコイン出現率・トロフィー出現率・および合算出現率」をまとめてみました。
まだまだサンプル数が少なく、ハッキリとは言えない部分もありますが出現率に大きな開きがあり「設定判別となる最大の設定差」になるのは間違いございません。
各設定の示唆出現率まとめ | ||||
---|---|---|---|---|
示唆内容 | 設定1 | 設定2 | 設定5 | 設定6 |
初当たり回数 | 20回 | 6回 | 15回 | 88回 |
青コイン | 2回 | 1回 | 1回 | 23回 |
黄コイン | 0回 | 1回 | 5回 | 23回 |
黒コイン | 0回 | 0回 | 1回 | 6回 |
銅トロフィー | 0回 | 3回 | 2回 | 4回 |
金トロフィー | 0回 | 0回 | 0回 | 2回 |
ケロットトロフィー | 0回 | 0回 | 0回 | 3回 |
虹トロフィー | 0回 | 0回 | 0回 | 1回 |
コイン出現率 | 10.0% | 33.33% | 46.67% | 59.09% |
トロフィー出現率 | 0% | 50.0% | 13.33% | 11.36% |
合算出現率 | 10.0% | 83.33% | 60.0% | 70.45% |
いかがでしたしょうか。
もちろんサンプル数の違いで試行回数の差の影響もありますが、コイン出現率が「設定1は10.0%に対し設定6は59.09%」と大きな開きが出る結果となりました。
ただ問題なのが設定2以上で、設定1に比べると格段に出現率が上がっており簡単に見抜く事は出来なくなります。
設定1は天井への到達率も高くモロばれなのでホール側がとことん抜きたい時に使われる傾向が多く、今後のホール設定は「設定2がメインとなる可能性」も十分高いです。
設定2でも機械割は98.9%と低いので、稼働率を考えれば十分に利益が取れる数字です。
むしろコインやトロフィーで粘られる事を考えれば設定1よりホール目線では良い可能性もあります。
やっかいな設定2ですが、見抜く上で重要なのが「銅トロフィー出現率」となっており実戦データでは「設定2は50.0%に対し設定6は4.55%」と驚愕の結果が出ています。
今後もメーカーからの公式発表はないと思いますが、実戦上は設定2以上の銅トロフィーは「設定6が最も出現しにくく設定2が最も出現率が高い」可能性があります。
早い段階で銅トロフィーが2回以上出現したら勇気を持って辞める事が大事になるのかもしれません。
波多野や青島の元ネタやモデル
競艇漫画で大ヒット作となりアニメ化もされた河合克敏先生のモンキーターンですが、原作も面白いのでパチスロでも人気シリーズとなりました。
原作ファンや競艇好きには有名な話ですが、波多野や青島には実際に競艇で活躍したモデルがいる事はご存知でしょうか。
モンキーターンの元ネタやモデル | ||
---|---|---|
名前 | アニメ | モデル |
波多野 憲二 (はたの けんじ) |
【波多野選手】 | 【濱野谷選手】 |
洞口 雄大 (どうぐち たけひろ) |
【洞口選手】 | 【仲口選手】 |
青島 優子 (あおしま ゆうこ) |
【青島選手】 | 【日高選手】 |
榎木 祐介 (えのき ゆうすけ) |
【榎木選手】 | 【植木選手】 |
櫛田 千秋 (くしだ ちあき) |
【櫛田選手】 | 【寺田選手】 |
潮崎 俊也 (しおざき としや) |
【塩崎選手】 | 【山崎選手】 |
選手の特徴を捉えていて、波多野のモデルとなった濱野谷選手は2023年現在もバリバリの東京支部トップ選手でG1やSGで活躍されております。
ちなみに最終巻で洞口親父が女子選手に「いつかSG制覇をする女子選手が現れる」という大いなる夢を語っておりましたが、本当に2022年に女子選手の「遠藤エミ選手」がSGボートレスクラシックを制覇しました。
もちろん女子レーサー史上初の快挙であり、SG賞金を元にそのまま2022年のクラシックにも初の女子選手として出場しました。
モンキーターンの原作で言えば青島が最終巻でバチバチに波多野や洞口そして榎木と競い合う展開なだけに、競艇ファンの夢が叶った瞬間でもありました。
モンキーターンは競艇漫画の金字塔で非常に面白い作品ですので、是非休憩時間や空いた時間に読むのをおすすめします。
スマスロモンキーターンの設定狙いまとめ
スマスロモンキーターンの設定狙いまとめとなりますが、最も重要なのは「コイン出現率」で、設定1を多用するホールなら数回初当たりを引いただけで判断する事は可能だと思います。
他にも設定6は「ボーナス初当たり=周期」が優遇されており、特に「2周期」が優遇されている噂もあります。
問題は設定2を多用するホールで、設定2となるとトロフィー出現率そしてコイン出現率も格段に上がりますので早期の判断は禁物です。
ただサンプル数の問題もありますが、銅トロフィー出現率は設定2が最も優遇され「設定6は銅トロフィーが出にくい」実戦データが出ています。
早い段階で銅トロフィーを複数確認出来たら、思い切ってやめるのも賢い立ち回りかもしれません。
今後も「モード移行率や周期での解除率」等に関する解析は出ないと思われますので、是非未解析情報になりますが参考になれば幸いでございます。