スマスロ北斗の拳の未解析設定判別
- 基本情報
スマスロ北斗の拳
メーカー名 | SUMMY(サミーー) |
---|---|
機械割 | 98.0%~113.0% |
タイプ | AT機 |
6.5号機カバネリが大ヒットしたサミーが送るスマスロ第1弾が「スマスロ北斗の拳」。
待ちに待った初代の演出やゲーム性を継承しており、バトルボーナスを継続させて出玉を増やすシンプルな仕様で純増は小役パート約4.1枚。
もちろん北斗揃いや中段チェリーの期待感はそのままで往年のファンも納得の出来栄え。
初代には無かったバトル中のストック概念や、継続率94%を誇る無想転生バトルでロング継続に期待できる点などの新要素も追加されている!
スマスロ北斗の拳の未解析設定判別
小役確率とモード移行率に設定差
スマスロ北斗の拳の設定判別要素はズバリ「モード移行率」そして「小役確率」に大きな設定差があります。
他にも継続率にも設定差があると言われておりますが、ハマリゲーム数に依存するシステムで体感出来る差はありません。
最も確かな判別要素は「BB終了後のキャラボイス」と「サミートロフィー」ですが、特にトロフィーは店長カスタムを設定していなければ従来より低く設定されており高設定でも中々出現しません。
そしてスマスロ北斗の拳の未解析情報として外せないのが「冷遇」です。
大量の実戦データから明らかに継続に関する部分で「冷遇」があるのは明らかであり、今後もサミーが公式で発表する事はありません。
スマスロ北斗の冷遇とは
スマスロ北斗の「冷遇」とは一体なんのことなのかを解説します。
まず無想転生を除く公式発表では継続率が「最低66%~最高89%」と発表されておりメーカーからも完全継承と謡っておりましたので、導入前からネットでは話題になっておりました。
ですが、実際に導入され打ってみると「あれ?こんなに単発多かった?」と疑問の声が多く、最低継続率66%とは思えないほどに単発が続く事がありヒキ弱では説明できない点があります。
6号機は北斗以前から厳しい検定対策の為に、デキレや弱ATを搭載した機種が多く実際にカバネリにも美馬ST後は冷遇がありました。
同メーカーの北斗にも「冷遇」があるのではないかとネットを中心に騒がれたのが始まりです。
もちろん超絶ヒキ弱の可能性もありますが、個人だけの話ではなく大量のデータから証明されている事なので、スマスロ北斗に何かしらの冷遇があるのは間違いありません。
冷遇の条件
次にスマスロ北斗で冷遇が起きる条件について解説します。
まず冷遇期間は「ATの初当たりが重い」「ATの出玉性能が弱くなる」と巷では結論付けられております。
ガメラでも公式発表では冷遇はないと言われておりましたが、BIG後100ゲーム間はビッグ確率が下がるのは周知の事実でしたよね。
話は戻りますが、簡単に説明すると「有利区間内で差枚数がプラスなら冷遇される場合」があるという事で、下記が実際に冷遇されたデータとなっております。
前回獲得枚数別の初当たり確率など | |||
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前回獲得枚数 | 初当たり確率 | 平均獲得枚数 | |
0~500枚 | 1/354 | 488枚 | |
500~1000枚 | 1/362 | 474枚 | |
1000~1500枚 | 1/392 | 414枚 | |
1500~2000枚 | 1/484 | 408枚 | |
2000枚~ | 1/363 | 516枚 |
2000枚~のデータが優秀なのは高継続率の影響で「1G連抽選や50%で北斗揃い」を含んでおりますが、有利区間が切れている可能性が高いので実際は「500~1000枚」の状態とあまり変わらない点も面白いかと思います。
冷遇が顕著に現れているのは差枚数が「1000~1500枚と1500~2000枚」の台で、明らかに初当たり確率と差枚数に影響を受けております。
スマスロは有利切れに恩恵を付けている機種が多く、北斗では有利切れで「継続率84%」に準備中を挟まずに突入すると言われております。
つまり、ギリギリまで有利を切らず簡単に切らせないように冷遇している訳です。
冷遇期間のモード移行確率(当選確率)
まず冷遇についてですが「弱冷遇」「強冷遇」等の概念はない可能性が高いので「冷遇に差はない」前提で話を進めていきますのでよろしくお願い致します。
冷遇期間のモード移行確率は、上記データを参考に設定1の冷遇初当たり確率を「約1/480」と仮定して計算させて頂きますのでご了承下さい。
冷遇期間の モード移行確率(設定1) |
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中段チェリー | |||||||
移行先 | 地獄時 | 通常時 | 天国時 | ||||
通常 | 冷遇 | 通常 | 冷遇 | 通常 | 冷遇 | ||
地獄へ | ー | ー | ー | ー | ー | ー | |
通常へ | 68.75% | 68.75% | 62.50% | 62.50% | ー | ー | |
天国へ | 6.25% | 6.25% | 12.50% | 12.50% | ー | ー | |
本前兆へ | 25.00% | 25.00% | 25.00% | 25.00% | 100% | 100% |
弱スイカ | |||||||
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移行先 | 地獄時 | 通常時 | 天国時 | ||||
通常 | 冷遇 | 通常 | 冷遇 | 通常 | 冷遇 | ||
地獄へ | 67.58% | 82.62% | ー | ー | ー | ー | |
通常へ | 30.09% | 15.09% | 67.55% | 83.14% | ー | ー | |
天国へ | 2.00% | 2.00% | 31.19% | 15.59% | 89.34 | 89.34 | |
本前兆へ | 0.33% | 0.33% | 1.26% | 1.26% | 10.66% | 10.66% |
強スイカ | |||||||
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移行先 | 地獄時 | 通常時 | 天国時 | ||||
通常 | 冷遇 | 通常 | 冷遇 | 通常 | 冷遇 | ||
地獄へ | ー | ー | ー | ー | ー | ー | |
通常へ | 68.67% | 81.14% | ー | ー | ー | ー | |
天国へ | 24.95% | 12.47% | 89.80% | 89.80% | 50.00 | 50.00 | |
本前兆へ | 6.38% | 6.38% | 10.20% | 10.20% | 50.00% | 50.00% |
チャンス目 | |||||||
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移行先 | 地獄時 | 通常時 | 天国時 | ||||
通常 | 冷遇 | 通常 | 冷遇 | 通常 | 冷遇 | ||
地獄へ | 75% | 87.5% | ー | ー | ー | ー | |
通常へ | 24.19% | 11.69% | 75% | 87.5% | ー | ー | |
天国へ | 0.19% | 0.19% | 23.53% | 11.69% | 75.00% | 75.00% | |
本前兆へ | 0.61% | 0.61% | 1.47% | 1.47% | 25.00% | 25.00% |
まず設定1の合算当選確率は「地獄モード1/673.2」「通常モード1/580.1」「天国モード1/116.6」となっており、これを解析値の1/383.4にする為には「1/383.4=a*(1/673.2)+b*(1/580.1)+c*(1/116.6)」を解く必要があります。
通常時の滞在率は「地獄モードが60%・通常モードBが25%・天国が15%」となり、ここから冷遇の「約1/480」へする為の計算が出来ます。
冷遇時の滞在率は「地獄モードが75%・通常モードBが17%・天国が8%」となり、上記の数字からも各モード時の当選確率は変わりませんが、通常そして天国へのモード移行率が大きく変化している事が分かります。
ちなみに中段チェリーはサミーも並々ならぬ気迫で搭載しているので、冷遇でも変わらないと信じて計算しています笑。
冷遇時の体感からも当選確率よりも天国へ移行しづらくなっている気がしますので、まず間違いないかと思います。
冷遇時の継続率
冷遇時に「単発ばかりやん」「最低66%もないやろ」と言われるスマスロ北斗ですが、継続抽選は従来通り行っており最低66%とサミーを信じて計算しています。
まずスマスロ北斗は純増4.1枚で、小役パートが30Gバトルパート8G(減算区間)の1セットで構成されております。
35G/50枚で計算すると、トータルでの1セットは約108枚増加する計算となり設定1で平均獲得枚数が491枚と言われているので「平均4.54連チャン」する計算になります。
以下は継続率別の「平均連チャン数」と「平均獲得枚数」です。
継続率別の平均連チャン数と平均獲得枚数 | ||||
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継続率 | 66% | 79% | 84% | 89% |
平均連チャン数 | 2.94連 | 4.67連 | 6.25連 | 9.09連 |
平均獲得枚数 | 317枚 | 514枚 | 675枚 | 981枚 |
これにメーカー発表されている値の「全BB平均各継続率の選択割合」を当てはめて計算をすると「平均獲得枚数が約422.19枚」しかありません。
平均獲得枚数にストック分と無双転生分の68.81枚を足して、平均獲得枚数が491枚と仮定しています。
上記の値から割合を考慮し、冷遇時の「408枚」で計算すると面白い特徴が分かりました。
全BB平均各継続率(設定1) | |||||||
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継続率 | 66% | 79% | 84% | 89% | |||
通常時 | 61.34% | 28.91% | 5.33% | 4.42% | |||
冷遇時 | 90% | 5% | 3% | 2% |
上記の冷遇時の継続確率「平均獲得枚数350.89枚」に「冷遇時のストック+無双転生分57.11枚」を足して、ようやく「冷遇時の平均獲得408枚」となりました。
多少の誤差はありますが、66%以下がないとサミーを信じて計算すれば、上記に近い近似値になるかと思います。
通常時と冷遇時の明確な大きな差は「79%の選択率」となり、79%以上の継続率示唆を確認出来れば「冷遇を受けていないかも」と判断してもいいのかもしれません。
スマスロ北斗の拳の設定狙いまとめ
スマスロ北斗の拳の設定狙いまとめとなりますが、最も重要なのは「モード移行率」を中心に立ち回るのをおすすめします。
他に使えそうなのは「BB終了後のキャラボイス」ぐらいで「初当たり確率」や「小役確率」での短期間の判断は危険です。
特に小役確率はプラス要素として参考にはなりますが、数値が微妙な時の押し引きにはなり得ませんのでご注意下さい。
高設定時には有利区間が切れるまでにジリ貧になる事が多く、設定推測はかなり難しい部類になります。
冷遇を受けているかは「79%以上の継続示唆で判断」が可能ですが、基本高設定またはハマリ台狙いの二択ですので特に気にする必要はありません。
今後も「モード移行率の詳細に関する解析」は出ないと思われますので、是非未解析情報になりますが参考になれば幸いでございます。